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一般社団法人長門市観光 コンベンション協会

観光促進に効果あり!道の駅に設置した
Chrome OS™ のサイネージでコンテンツ配信

一般社団法人長門市観光コンベンション協会の2人

一般社団法人長門市観光コンベンション協会では、山口県長門市の観光宣伝、誘致、観光事業促進、地域活性化などの活動を行っています。近年は市内での多様なアクティビティを楽しめる体験プログラム事業に力を入れている他、観光サイトと各種SNSを連携させた発信と情報分析(デジタルマーケティング)など、デジタル技術を利用した取り組みも行なっています。

同協会では、2018年3月より Google Cloud™ のデジタルサイネージである Chrome OS のサイネージと Google Cloud 上で提供されるCMS「StratosMedia(ストラタスメディア)」を導入し、観光客への情報提供に役立てています。

(コロナウイルスの影響により、取材はオンラインで Google Meet™ を利用)

課題

  • 観光案内の一環として、情報提供できるサイネージを検討
  • 国土交通省の道の駅の登録要件を満たす必要があった
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対策

  • Chrome OS のサイネージを導入
  • CMSに StratosMedia を活用
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効果

  • 観光促進:タイムリーな(季節・話題の)観光情報のお知らせ
  • コンテンツ管理:コストをかけず簡単に

道の駅の登録要件に Chrome OS のサイネージが最適

事務局 観光企画員 村尾 悦郎氏
事務局 観光企画員 村尾 悦郎氏

長門市の道の駅「センザキッチン(管理・運営:ながと物産合同会社)」は2018年4月にオープンし、長門市観光コンベンション協会はその中の観光案内機能を司る「観光案内所YUKUTE」を運営しています。道の駅の開設には、国土交通省が定めた登録要件を満たす必要があります。要件の一つが情報発信機能で、道路情報、地域の観光情報、緊急医療情報等を提供できる仕組みが求められており、こちらに対応するためにデジタルサイネージを検討することになりました。

「センザキッチンの完成に合わせて、長門市観光コンベンション協会のオフィスもセンザキッチン内の観光案内所に移設されました。観光案内をする上でも、季節や開催イベントにあわせて簡単にコンテンツを入れ替えられるデジタルサイネージは重要でした」(村尾氏)

検討する中で、通信会社より Chrome OS のサイネージを紹介されリモートから一括管理できること、低コストであることを評価し、以下の機器の導入を決定しました。

  • セットトップボックス(コンテンツ配信):Chromebox™ Commercial 3台
  • CMS(コンテンツ管理):StratosMedia3 ライセンス
  • モニター:2台(稼働は3台)

2週間で導入が完了。季節にあわせた観光情報を配信

事務局 観光企画員 村尾 悦郎氏

導入を決定してから、物理的な設置、StratosMedia へのコンテンツの登録などを含めて2週間程度で導入が完了しました。

「センザキッチン内に2台、長門市駅内に1台のモニターを設置しています。センザキッチン内の2台では、交通情報や観光情報を配信、駅構内では長門市のPR動画や市のイベント情報を配信しています。交通案内の情報は、Google マップ™ から交通情報を取得し、リアルタイムで交通情報を配信できるように、電算システムのサポートを受けながら設定しました」(村尾氏)

導入後は、2−3ヶ月に1回以上はコンテンツを更新しています。

「季節が変わるとおすすめの観光情報も変わるため、センザキッチンでは季節ごとにコンテンツを更新しています。それ以外にも新しい観光スポットやお知らせがあれば、適宜追加しています。素材は私とスタッフ、長門市観光政策課の職員で制作していますが、市のホームページの素材などを活用しているので、コストや時間をかけずに制作できています」(村尾氏)

コンテンツは、村尾氏をはじめとしたスタッフが StratosMedia を使って Google Cloud 上にアップし配信しています。2020年4月以降は、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響で、市内の公共施設を休館にすることがあり、その情報を配信することもありました。

観光客が情報を見て、係員に質問することも

デジタルサイネージを使った情報配信は初めての経験だったという村尾氏は次のように話します。

「当初は、どれくらいの人に情報が届くのか不安がありましたが、観光案内所で見ていると多くの観光客がモニターに流れる情報に注意を向けています。観光情報を見た方が、係員に『この映像の場所はどこですか?』とお訊ねになることもあり、観光促進に役立っていると感じます。

道の駅の運営会社からも、『台風の時期に通行止めなどの道路情報を配信できたのがよかった』という声がありました。さらに国土交通省の道の駅の担当者からも、Chrom OS のサイネージを使った情報提供の取り組みを評価されています」(村尾氏)

導入以来安定稼働しているため、システムトラブルの対応がほぼ必要ないことも助かっていると村尾氏は話します。

さらに情報発信力を高めていきたい

今後の運用計画について、村尾氏は次のように話します。

「よりきめ細やかな観光情報を配信していきたいです。例えば、季節のおすすめのお土産と販売店情報など地元の観光事業者とも協力しながら配信したいです。」(村尾氏)

なお、電算システムのサポートについては、特に導入当初のサポートを評価しています。

「質問を送ると、その日中に回答がありましたし、具体的にここをこうすればいいという手順を示してくれたので、わかりやすかったです。公共交通機関での配信や他の都市との観光情報の配信提携など、さらに効果的な活用方法の提案もあり、前向きに検討したいです」(村尾氏)

一般社団法人長門市
観光 コンベンション協会

山口県長門市仙崎4297-1道の駅センザキッチン観光案内所(YUKUTE内)

https://nanavi.jp

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